2015年末に神戸の新港第一突堤にできた「神戸みなと温泉 蓮」。
疲れたわあ、というときについつい行ってしまうお気に入りの温泉です。
目の前がすぐ海という景色の良い場所にある温泉旅館風ホテルですが、日帰り入浴もでき、源泉かけ流しの温泉がゆったりと楽しめます。もうここはですね、癒されたいときに是非行っていただきたいオススメの場所です!
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神戸市中央区にある「神戸みなと温泉 蓮」
「神戸みなと温泉 蓮」は神戸市中央区にある温泉旅館風のホテルです。
場所はこちら。
神戸の三宮から南へまっすぐ進んだ突き当り。阪神高速の高架をくぐってまだ先の、ほんとの突き当りに「神戸みなと温泉 蓮」はあります。
「神戸みなと温泉 蓮」ができるまで、新港第一突堤と呼ばれるこのあたりは、な~んにもない殺風景なところでした。たまに練習用の帆船がきて賑わったりもしますが、基本的に周囲は倉庫や港湾関係の会社があるばかり。
ですが、いきなりおしゃれなホテルができて、風景は一変。今後もこの近辺は再開発の予定があり、ハーバーランドのような商業地区になる計画もあるようですよ。
「神戸みなと温泉 蓮」がスーパー銭湯なのにラグジュアリーな理由
「神戸みなと温泉 蓮」は温泉旅館風のホテル。ですが、立派な日帰り入浴施設を備えています。
大浴場があり、サウナや露天風呂もあり、湯あがりの時間をのんびり過ごせるスペースがあり、他にも岩盤浴に、マッサージに…。
あれ、これっていわゆる「スーパー銭湯」?
ですが、「神戸みなと温泉 蓮」はただのスーパー銭湯ではないんです。ラグジュアリーなスーパー銭湯なんです。
ラグジュアリーな理由その1:ホテルがやってるスーパー銭湯
「神戸みなと温泉 蓮」は「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」などと同じ会社が運営しています。ですので、フロントのスタッフのみなさんの接客や、施設全体の雰囲気はまさにホテルのそれ。
入館料はいわゆるスーパー銭湯と比べると、ちょっとお高めです。
- 平日 :2,300円
- 土日祝:2,700円
もしかすると普通のスーパー銭湯の3倍ぐらいするかも…。ですが、それなりの満足度が得られる温泉施設です。
また、ポイントカードのサービスや、次回に使えるお得なチケットがもらえることもあるので、何度か通うとちょっとお得に利用できますよ。
ラグジュアリーな理由その2:手ぶらでオッケー!
銭湯へ行くときって、なんだかんだと荷物が多くなりませんか? タオルに着替えにお気に入りのシャンプーやソープや、他にもなんだかんだ…。
ですが、「神戸みなと温泉 蓮」は手ぶらで行っても大丈夫なんです。
というのも、タオルは無料貸し出し。フェイスタオルもバスタオルも清潔なものがたくさん用意されています。入浴後に脱衣所ではけるタオル地のスリッパまで!
また、アメニティも充実しています。
浴場内にはちょっとグレードの高いシャンプーやボディーソープ、女湯にはピーリングローションなどなどが洗い場に用意されています。
パウダールームにも、有名メーカーのフェイスケア・ボディケア用品はもちろん、男湯にはヘアワックス、女湯にはドライヤーだけでなく、コテやくるくるドライヤーもあり、自由に使えます。
他にも、歯ブラシ、カミソリ、ヘアブラシ、コットン、綿棒などなど。ホテルのバスルームにあるようなものが用意されています。
まあ、下着くらいは着替えたいので持っていく必要はありますが、それ以外は大概のものが揃っていますよ。
ラグジュアリーな理由その3:入浴後をゆったりのんびり過ごせる
「神戸みなと温泉 蓮」では、フロントでチェックインをしたあと、まずはロッカールームで館内着に着替えます。荷物はオートロック式のロッカーへ全部預けてしまい、あとは手ぶらで身軽にウロウロと。
お風呂場の脱衣所へ荷物を持ち込まないので、入浴後、とっても気楽に過ごすことができます。
ラグジュアリーな理由その4:湯あがり処が半端ない
「神戸みなと温泉 蓮」では入浴後、館内着のまま湯あがり処でのんびり過ごせるのですが、その湯あがり処がやはり普通のスーパー銭湯とは全く違います。
まず、湯あがり処へ入ってすぐのスペースがなんと和食のレストラン! にこやかな板前さんが「いらっしゃいませ!」と出迎えてくださり、知らずに行くとびっくりです。
もちろん出される料理も、スーパー銭湯のレストランで出てくる加工食品と違って、本格的な和食。気軽にいただける定食や麺類もありますよ。
お食事処の奥はリラクゼーションスペース。
神戸港の景色を眺めながらのんびり過ごせる明るい窓際のエリアと、照明を落としたくつろげるエリアとに分かれています。
日帰り入浴を利用すると、ビールを含むワンドリンクがサービスになるので、こちらのスペースでゆったりといただけます。
また、同系列のスイーツとパンの店「ル・パン神戸北野」のケーキも頼めます。
天然温泉にゆっくり浸かって、おいしいものを食べて、ソファーでだらだらして、そして極めつけはテレビをながら見しながらのマッサージチェア…!
こんな自堕落、良いのかしら、と思ってしまうくらいゆったりできますよ…!
ラグジュアリーな理由その5:入館できるのは大人だけ
「神戸みなと温泉 蓮」は大人のための空間。中学生未満は入場できません。子ども連れの方、ごめんなさい。
でも! 申し訳ないですけど、大人だけなのでほんとに静かにくつろげます。
小さな子どもさんのいる銭湯も、それはそれで庶民的な感じで楽しいのですが、ここは大人がゆっくりと日々の疲れを癒しに来る場所。お子さんがいる方も、ちょっと育児から離れてのんびりしに来るのもいいかも。
ラグジュアリーな理由その6:癒されるための源泉かけ流しの湯
そして一番肝心なお風呂!
「神戸みなと温泉 蓮」のお湯は地下1,150mから湧き出る天然温泉。塩化ナトリウムと炭酸水素ナトリウムを多く含む保温・保湿効果に優れた泉質です。ポカポカと全身が温まり、なんだか体が軽くなった気がしますよ。
ほかにも炭酸泉があったり、月替わりのお湯があったり、もちろんサウナもあります。
洗い場は、ひとつひとつがかなり広めにとられているうえに、しっかり仕切られてプライベートスペースが確保されでいます。他の人に気兼ねなく体を洗えるのがうれしいところ。
シャワーヘッドはこれまたホテルらしく、TOTOのちょっといいやつが付いてて水流が気持ちいい!
また、露天風呂のエリアがかなり広いのも高ポイント。
神戸港の真ん中にあるので、残念ながら周りは壁に囲まれていますが、数種類ある湯船がそれぞれゆったりとした広さなので、ゆっくりくつろげます。
入浴後にゆっくりお肌の手入れができるパウダールームはとっても豪華ですよ。
洗い場と同じくパーテーションで仕切られたブースにはそれぞれに洗面台と鏡、拡大鏡(女湯のみ?)が備え付けられています。まさにホテルのバスルーム並みの設備です。
そこに基礎化粧品類やドライヤー類、ごみ箱など完備されてまさに一人用のドレッサー。ゆったりした気持ちで身支度が整えられますね。
浴場も脱衣場、パウダールームも従業員さんがマメに掃除されているのでとっても清潔で、もう癒される要素しかないです!
「神戸みなと温泉 蓮」へのアクセス・営業時間
さてさて、そんな大人の癒し場「神戸みなと温泉 蓮」までは神戸の中心部・三宮から歩ける距離ですが、無料送迎バスもあります。平日は30分に一本、土日祝は15分に一本の運行です。
また、280台駐車できる大きな平面駐車場もあります。
日帰り入浴を利用した場合、駐車料金はなんと7時間無料! 太っ腹です。
また、駐輪場もありますので、レンタサイクル「コミュニティサイクルこべりん」などを利用した観光の途中に寄るのもいいかも。でも、ここに来るとゆっくりしちゃうから、他の観光ができなくなるかもな~。
詳しくは「神戸みなと温泉 蓮」の公式サイトをご確認下さいね。とてもわかりやすいアクセス方法の説明があります。
営業時間は9:00から24:00。特に入場してからの時間制限はありません。温泉の他に、別料金で岩盤浴やマッサージ、屋内外にプールもありますので、1日ゆっくり過ごすのもいいかもですね。
特に夏場は屋外プールで「ナイトプール」というイベントが開催されますよ。
ライトアップされたプールでバシャバシャしたり、シャンパン飲んだり、となんだかちょっと浮世離れした楽しそうなひとときが過ごせます。
金土日はDJが盛り上げるパーティーなんですって!
日帰り入浴だと別途6,000円とちょっとお高いけど、お泊りしたお客さんは1,000円で楽しめるみたいなので、もういっそのこと、「神戸みなと温泉 蓮」に泊まって、お風呂入って、おいしいもの食べて、プールサイドでパーティーのフルコースでいっときますか。夏だもんね!(なんかやけくそw)