2017年2月6日(月)、国道176号線沿いに新しいカフェレストラン「The LOAF Cafe(ザ・ローフ・カフェ)」がオープンしました。
広いテラスや卓球場があったり、焼きたてパンやスイーツも買うことのできるベーカリーを併設した楽しいお店です。
早速、オープン初日に行ってまいりましたので、ご紹介しますね!
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豊中市清風荘にある「The LOAF Cafe(ザ・ローフ・カフェ)」
「The LOAF Cafe(ザ・ローフ・カフェ)」は豊中市清風荘にあるカフェレストランです。
場所はこちら。
大阪北部の豊中市と池田市のちょうど境界あたり。大阪平野の一番北の端にあたります。
近くには緑豊かな大阪大学豊中キャンパスがあったり、北摂らしい閑静な住宅街が広がる大阪のベッドタウンです。
ですが、店のすぐ前には国道176号線が走り、中国自動車道や阪神高速のインターからも近く、阪急電車の石橋駅からも徒歩で10分以内。
もっと言えば伊丹空港からもタクシーで10分ほどで着いてしまうという、ものすごく交通の便のいい場所です。
*「The LOAF Cafe(ザ・ローフ・カフェ)」の立地や運営会社について書いた記事もありますのでよかったら読んでみてくださいね。
パン屋さんを併設した国道沿いの一軒家レストラン
「The LOAF Cafe(ザ・ローフ・カフェ)」は国道176号線沿いに建つ一軒家レストランです。

お店の目の前は国道176号線 通称「いなろく」
以前はファミレスや回転寿司屋だった店舗を大幅にリノベーションしてできたお店です。その工事の様子はこちらの記事でご紹介しています。
1階の国道に面した入り口を入るとパンやケーキのテイクアウトができる「LOAF Bakery(ローフ・ベーカリー)」、その奥と2階がカフェレストランの「The LOAF Cafe(ザ・ローフ・カフェ)」になっています。

桜の花が飾ってあって、一足早く春がきていました
建物は全体がグレーっぽいシンプルな色味ですが、ガラス張りの壁面にはめられた、わざと使い古したような青い木の扉がかわいいんです。
自動ドアでないところも楽しいですよね。わざわざ扉を開ける動作がワクワクするというか。今日だけかもしれませんが、扉を開けにくそうな高齢の方なんかにはお店の方が扉を開けてあげてましたよ。

1階はパン屋さんと奥がレストラン

2階はレストランとなぜか卓球スペース
元々の敷地がけっこう広いので、お店の中も広々。ベーカリーのスペースは、おまけ程度ではなく、普通の町のパン屋さんくらい、いやそれ以上の広さがあるかもです。
ベーカリーとレストランスペースの間にはカウンター席もあり、レストランの営業が始まるまでは、気軽にイートインもできるみたいです。

お天気のいい日はテラスもいいかも!
また、「The LOAF Cafe(ザ・ローフ・カフェ)」の特徴的なところはなんと言ってもテラス席の多いこと! 座席のほぼ半分がテラス席ですよ。暖かくなったら外の席でのんびり食事をしたり、お茶したりするのもいいですね~。

屋根のあるお外の席もあるんだよ
雨の日でも安心の屋根付き席もありました。まだちょっと寒いですが、ひざ掛けも貸してもらえるし、ちょっとおもしろいおっきなヒーターもあって、解放感を味わいたい人は冬でもOKかも。
今回は1階にしかお邪魔していないのですが、2階にもテラス席があったり、バーカウンターなどがある様子。そして、なぜかレストランの中に卓球台が。なんで卓球台?
こちらのお店の投稿の中に2階の様子がのってます。卓球台も。
こだわり過ぎてないところがいい! おいしい料理とドリンク
今回「The LOAF Cafe(ザ・ローフ・カフェ)」で食事をして思ったのはこだわり過ぎてないところがいいなあということです。変な表現ですが、そこがすごくいいなあと思ったんです。
実は、料理についてはあんまり期待せずにお店に行ったんです。だって、カフェめしって見た目はきれいだけど高いだけで味はいまいち…っていうところが多いじゃないですか。
「The LOAF Cafe(ザ・ローフ・カフェ)」も料理を楽しむというより、ゆったりと雰囲気を楽しむお店なのかなあと思っていたんです。それはそれでありかな、と納得の上ですよ、もちろん!
そして、今回頂いたのは「LOAFプレートランチ(1,300円)」と「カフェオレ(ランチセット+150円)」。

ランチのスープは野菜たっぷり!

ほかほかパンが食べ放題!
はじめにスープが出てきたのですが、シンプルなスープでありながら野菜たっぷりの具だくさん! スープ自体も野菜の甘み、旨みがしっかり感じられて癒される味です。
次に運ばれてきた食べ放題のパンは、きちんと温められていてほかほかフワフワでした!
今日のパンはロールパンみたいなのとバゲット、フォカッチャとレーズンのパンなど。わたしがいただいたフォカッチャはパサパサし過ぎず親しみやすい食感、レーズンのパンはちょっとかかったグラニュー糖とレーズンの甘みが、主張しすぎず物足りなくもない、ちょうどいいバランス。どちらも食事に合う、いい意味で本格的すぎないパンでした。

このビジュアルだけでテンションあがる! その上おいしかった!
しばらくして、ACTUSのカッティングボードにサラダと惣菜類がのせられてきました。もうこの見た目だけで楽しくなっちゃいますね。
でも、見た目だけじゃなかったんです。ワンプレートだと何となく物足りなく感じることもありますが、かなり具だくさん。そして、焼き物はきちんと熱いままサーブされていました。ですので、お魚のグリルも香ばしくておいしかった…。
他に鶏肉の焼いたの、根菜のトマト味の煮込み、ホクホクのジャガイモ、キノコのオイル漬けみたいなの、生ハムや大きめ野菜のピクルス? そしてたっぷりの生野菜サラダ。どれも丁寧に味付けされていましたよ。
ですが、やはりおいしいのにやり過ぎ感がなく、なんだか気兼ねなく食べられるんです。
本格的で繊細な料理は、専門的なレストランや料亭で食べればいいと思うのですが、「The LOAF Cafe(ザ・ローフ・カフェ)」はあくまでも郊外にあるカフェレストラン。肩ひじ張らずにのんびりできるように、あえてこだわり過ぎないところにこだわってるのかな、なんて思ったり。

大きめカップのカプチーノ こっくりとしたクレマもうまい!
食後にいただいたカプチーノも飲みやすくておいしかったですよ。「The LOAF Cafe(ザ・ローフ・カフェ)」では店頭に大きな焙煎機が置いてあって、自家焙煎のコーヒーが飲めるのですが、酸味や苦みの少ない、とっても飲みやすい味でした。
こだわってないようで実はこだわっているおいしいコーヒー、テイクアウトもできるようですので、通りがかったついでに一杯いかがですか?

砂糖はおしゃれなオリジナルパッケージ

運営会社の名前などが書いてあります
テイクアウトといえば、パンやスイーツ類も比較的オーソドックスな品ぞろえでした。天然酵母にこだわってなんとかかんとか…というものではなく、ハード系もあれば、意外とあんパンなんかもありました。けど、こしあん、粒あん、両方あるこだわりぶり。

テイクアウトのパンは透明のかわいい袋でお持ち帰り
ケーキ類は、イチゴのケーキやシュークリーム、ティラミスなどの親しみやすいものからオペラなどなど。
焼き菓子もいろいろとありました。原材料名を見てみると、添加物はベーキングパウダーくらいのシンプルなものでしたよ。

フィナンシェとガレットとチーズブッセ
個人的には、好きなブッセがあったのがうれしいw
地元の人に親しまれるようなお店になる予感

一軒家風の店構えは近所の誰かの家に遊びに行くみたいな雰囲気にも
今日の「The LOAF Cafe(ザ・ローフ・カフェ)」はオープン初日でしたので、たくさんの人が訪れていました。
朝一番にはパンのプレゼントなどもしていたので、7時ごろから9時のオープンまでに、300人ほどの人が並んでいたのだとか。すごいですねえ…。
わたしがお邪魔したときも、けっこう店内はごった返していたのですが、土地柄なのかあまりクレームを言うお客さんもおらず、また店員さんたちもあたふたしながらも丁寧に応対をされていたので、気持ちよく過ごせました。

混んでたのに不思議とゆったりした空気が流れていました
交通量の多い国道沿いのお店ですが、周りの環境もあるのでしょうか、ゆっくり過ごせそうなお店です。遠方からのお客さんももちろんですが、地元の人がのんびり過ごしに来るようなお店になるんじゃないかなあ。
駐車場は店の裏手に10台分ほど、それとは別に自転車置き場が店横にかなり広めにとられていました。近くのママさんたちがランチするのにもぴったりですよね。

駐車場は店の裏手 近くに別途パーキングもあり

自転車はけっこうな数を置けそう
夜には飲み放題もつけられるパーティープランもあるみたい。いつもの居酒屋もいいですけど、たまにはこんなおうちカフェで飲み会もいいかもですね。
「The LOAF Cafe(ザ・ローフ・カフェ)」は肩ひじ張らずに食べられるおいしい料理と自家焙煎のこだわりコーヒー、焼きたてパンにケーキが一度に楽しめる居心地のいいカフェレストランでした。
また来たいなあ、今度は友達も誘いたいなあ、なんて思ってしまうお店でしたよ。

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