またキッテルが来たよ!:ツール・ド・フランス2017 第6ステージ

今大会、これまで4回あったゴールスプリント。そのうちの2回をキッテルが勝っちゃいましたよ!

サガンもカベンディッシュもいないスプリント、キッテルが負ける気がしない…

暑くてなにもない夏の昼下がり

ツール・ド・フランス第6ステージもまたまた平坦コース。216kmのだらだらーっとした1日でした。

スタート後に3人の選手が集団から飛び出し、そのあとはまっっっっっったく動きなし。山岳ステージだと逃げ集団にステージ優勝の可能性もありますが、こういう単調なステージではそれはあり得ないので、まさにいけにえ…。

3人以外の選手たちはまったりと雑談なんかしながら走り続けます。

スタートからずっと中継を見ていたのですが、「そろそろ残り50kmくらいまで来たかなあ…」なんて思って残り距離を確認したらまだ180km残ってたときはちょっと衝撃的でした。

とにかくただ走ってるだけの1日でした…。

他のスプリンターとは差があり過ぎるキッテル

さて。お約束のゴール前スプリント。

ラスト700m辺りでキッテルのチームメイトが集団をすごい勢いで引いていたのですが、肝心のキッテルはそばにおらず…。よく見てみると10人以上後ろ、けっこう離れたところにいます。

さすがに今日は難しいかなあ…と思ってみていたのですが、結局最後はするするスピードを上げてトップでゴール。少し他のスプリンターとは力の差があるなあ、という感じですね。

普通、スプリントって、何人かのチームメイトが風よけとなりつつペースを上げ、そのすぐ後ろからスプリンターが最後にその勢いのままゴールする、というイメージ。

ですが、なぜかキッテルはひとり、この選手!と決めたスプリンターの後ろでじっと仕掛けるタイミングを待って、最後、自分の足でぐいぐいゴールを目指してしまうんですよね。

でもゴール後にはチームメイトへの感謝を忘れないキッテル。スプリンターと離れたところでチームメイトが動くのってどういう仕組みになってるのかしら。やっぱり意味があるのかなあ。

それにしても、このゴール前の3人のスプリンターのスピードの変化、おもしろいですね。↓

キッテルが力の入れどころを押さえてるのがよく分かりますね。

なにげなく見ていると、がむしゃらに自転車をこいでるだけに見えるけど、やはり一番効率的に動いているから勝つのかなあ。

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大阪北部に生まれ育ったのんびり屋です。
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などなどを好き勝手につづっています。

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2018年度阪急電鉄阪急電鉄『ブログdeバーチャル駅長』コーナーで阪急沿線のことについて紹介するブログを書かせていただきます。

2017年2月20日、有名ブロガーさんが発行する合同メルマガ『EdgeRank』へ寄稿させていただきました!
また、ライターとして月刊誌『CHINTAI 近畿版』にて、地域情報を紹介させていただいています!