仕事が超ピークで残業続きだったある日の昼下がり。
「も~肉でも食べんとやってられんわ!」と頭の中の食べ物屋さんリストをくるくるとめくって「今日のランチはここ!」と決めたお店「肉めしや」へ行ってまいりました。
豊中市千里中央にある「肉めしや」
「肉めしや」は豊中市千里中央駅直結のショッピングセンター「せんちゅうパル」の地下一階にあります。
場所はこちら。
千里中央駅は地下鉄御堂筋線と接続している北大阪急行の終点の駅で大阪の中心部・梅田から20分ほど。大阪北部のベッドタウン・千里ニュータウンの中心的な駅でもありますが、最近では多くの有名企業のオフィスがあったりとビジネス街としても栄えています。
せんちゅうパルの地下一階は飲食店街となっていて、同じく地下にある千里中央駅のホームをはさんで両側に飲食店が立ち並んでいます。
和食あり洋食あり居酒屋さんあり、新しいお店もあれば40年近く営業しているようなレトロなお店も数多くあって、なかなかカオスな飲食店街です。
気軽にガッツリとした食事が楽しめる「肉めしや」
2015年7月24日、お隣の「博多水炊き・もつ鍋 IPPO」と同時にオープンした「肉めしや」はせんちゅうパルの中では比較的新しいお店です。以前はレストラン「シャロン」とたこ焼きの「あほや」があったところです。
シャロンとあほやは店の入り口は別でしたが厨房自体はつながっていて、シャロンがランチ後の休憩時には白い服を着たシャロンの料理人(?)のおじさんがたこ焼きを焼いてくれるというなんとも不思議なお店でした。
IPPOと肉めしやはシャロンとあほやの居抜きのようで、肉めしやはIPPOでも食べられるローストビーフ丼などを少しお得に気軽に食べられるスペースとなっています。
4人掛けのイス席と5,6席のカウンターがあり、元がたこ焼き屋さんなだけに長居ができる雰囲気ではないですが、ガッツリしたものをササッと食べたいときにピッタリです。
「肉めしや」の上品なローストビーフ丼
肉めし屋で食べられるのは「ローストビーフ丼 830円」と「手仕込み蒸し鶏丼 780円」、それぞれをごはんで挟んだ「ライスバーガー 600円・460円」のみ。150円プラスで豚汁とお漬物が付けられます。
店構えとは裏腹にちょっとお高めではありますが、お隣の「IPPO」ではお味噌汁付きがデフォルトで900円以上しますので、ゆっくりせんでいいからとにかく肉を食べさせてくれ、というときにはオススメです。
さて、今回はやはり、肉!肉! ということでローストビーフ丼を頼みましたよ。
テーブルに用意されたコップにセルフでお茶を注いで待つこと数分。おいしそうなのが来ちゃいました!
レタスの上に薄切りのローストビーフがたくさん! 彩りのカイワレ大根と卵の黄身、マヨネーズの白のコントラストがきれいです。
ローストビーフってちょっと硬いときもありますが、こちらのお肉はふわふわ柔らか。マヨネーズと黄身を絡めて食べると口の中でとろけるような食感でご飯と一緒にどんどん食べられてしまいます。
ローストビーフ丼といえば神戸の「Red Rock」なんかが有名ですが、あちらのとにかくガッツリ!という若者向けのものとは違い、お肉だけどくどくなく、どちらかというと大人向けのローストビーフ丼です。千里中央という土地柄にもピッタリな気がします。
ひとりでウキウキしながらローストビーフをほおばっていると、次々やってくるサラリーマンのお客さんたち。
「お仕事ご苦労様です、みなさんやっぱり体力付けたいよね!」とか勝手に思っていたのですが、おじさん方はなぜかオーダー時に「ごはん少なめで」と一言付け加えてらっしゃいました。なんか普通盛食べてるわたしが大食らいみたいやん…!
実際のご飯の量は特別多いわけではなく丼物にしてはどちらかというと少し軽め、けど食べ過ぎが気になる方は「ごはん少な目」でどうぞ…!