キッテルが・・・:ツール・ド・フランス2017 第2ステージ

日本中の自転車ロードレース好きな皆さん!

ツールの第2ステージのゴール時はテレビやパソコンの前で思わず「キッテルがきってる~!!」と叫んじゃいましたよねw

本格的なスタートはスプリンターのためのコース

ドイツ・デュッセルドルフから始まった今年のツール・ド・フランス。

その第2ステージは、前日の短距離個人タイムトライアルとは打って変わって、いつものロードレースの雰囲気を感じさせる203.5kmのコースでした。いよいよ始まったなあ、というところですね。

比較的平坦なコースは、本来であれば、先頭に数人の逃げグループを置いてチーム間の駆け引きを牽制し、逃げグループ以外の集団は体力を温存しながらゴールでのスプリントへ備える、という単調な展開になります。

ですが、そう簡単に進まないのがツール・ド・フランス。

前日に引き続き、時折強い雨が降るあいにくの天気の中、残り30km地点では大規模な落車が発生!

集団の先頭辺りがカーブを曲がろうとしたときに一人がスリップし、あとはがちゃがちゃがちゃ~っと次から次へと巻き込まれていきます。

通常、このようなアクシデントに巻き込まれないように、有力な選手たちは集団の先頭の位置を確保しようとするのですが、今回はその先頭でのクラッシュですので、優勝候補のチームスカイのフルームなんかも巻き込まれたようです。

ゴールまでに集団に追いついたので特に問題はないっちゃないのですが、破れたジャージ(ユニフォーム)から擦りむいたお尻が見えていたのが痛々しかったですねえ…いやはや。

イケメンキッテルの勝利!

さてさて、肝心のゴール前のスプリントを制したのはクイックステップ・フロアーズのマルセル・キッテル。

キッテルといえば、大学で理系だったかたには真っ先に「え、キッテルって固体の?」と思い起こされますよね~。

キッテルってよくある名前なのかしら。

キッテルといえば、本場ヨーロッパのプロチームで活躍し、ブエルタ・ア・エスパーニャ(ツール・ド・フランスのスペイン版)にも出場した土井雪広選手の元チームメイトだったことから、日本のファンにもおなじみの選手です。

そしてなによりイケメン!

競輪の選手と違い、ロードレースの選手はその種目の性質上、ガリッガリのヒョロッヒョロで、病人か!とつっこみたくなるくらい貧相なので、正直あんまりかっこいい人がいないのですが、キッテルは別!

ドイツ人らしく金髪で、背も高くて肩幅がっちり逆三角形の体型です。ま、そのがっちり体型のせいで、山がちなコースになると全然登れなくなるのですが…。

↑ドイツ語の実況ってすごく怖い!

一時期は無敵なんじゃないかしらと思うくらいツール・ド・フランスのスプリントレースで勝ちまくっていたキッテルですが、この1、2年はチームを移籍したり、勝利から遠ざかったりした時期がありました。


おまけに、地元ドイツスタート、チームのあるベルギーがゴールのレースでプレッシャーもかなりあったみたいですね。ゴール後はキッテル、号泣でした。

ドイツは真面目なお国柄。自転車レースは以前はドイツでも人気のあるスポーツでしたが、常にドーピング問題がつきまとうダーティーなイメージもあり、ロードレースはこの10年ほど人気が下降気味でした。

ですが、第1レースの記事に怖い写真が載っているタイムトライアルの世界チャンピオン・マルティンや世界的なスプリンターのキッテル、そしてキッテルの元同僚のデゲンコルブなどの活躍により人気が復活し、今回のツール・ド・フランスの沿道にはたくさんの人たちが集まっていました。

地元でのツールでの勝利にいろいろこみ上げることがあったのかなあ。

それにしても、キッテルのチームはみんな仲が良さそうでしたね!自転車ロードレースはメンタルが重要なレースなので、楽しいチームの中で、キッテルにはこの後も頑張ってほしいなあ。

そういえば、バレーボールの選手の彼女ともいい感じみたいだし、よかったよかった。

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大阪北部に生まれ育ったのんびり屋です。
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2018年度阪急電鉄阪急電鉄『ブログdeバーチャル駅長』コーナーで阪急沿線のことについて紹介するブログを書かせていただきます。

2017年2月20日、有名ブロガーさんが発行する合同メルマガ『EdgeRank』へ寄稿させていただきました!
また、ライターとして月刊誌『CHINTAI 近畿版』にて、地域情報を紹介させていただいています!