普段はガッツリした食べ物のこととか、おっさんくさいことばかり書いているこのブログですが、今回はちょっと趣向を変えて、クラッシック音楽の話です。
実は、ご紹介したいピアニストのお嬢さんがいましてですね、今度リサイタルを開く予定なんです。
ちょっと興味があるよ、というかた、ぜひ最後までお読みいただき、会場へ足をお運びくださいね。
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ピアニストの宮原千明さんをざっとご紹介
今回ご紹介するのはピアニストの宮原千明さん。1987年生まれの30歳です。

おすましポーズをとる宮原さん
お母さんの影響で子どもの頃からピアノを始め、大阪音楽大学でピアノを専攻されました。
その後、第6回ベーテンピアノコンクールで入賞。現在は、音楽以外の仕事をしながら、ピアノの勉強も続けている頑張り屋さんです。
どうしても宮原さんを応援したいわけ
さて、なぜ今回宮原さんをこのブログで紹介するのかというと、実は、宮原さんは以前わたしが勤めていた会社の後輩なんです。
宮原さんが入社後、約半年間、OJTで指導をさせていただき、仕事の面での頑張りを近くで見てきました。
宮原さんは自ら積極的に仕事をするタイプ。わからないことはどんどん質問して、新しいことを吸収し、失敗したところはまた同じミスをしないように工夫をして、と、とにかく教えがいのある新人さんでした。

だし茶漬けを撮影する宮原さん 実はビールが大好き…
業務内容がクレーム処理的なこともあり、お客様対応をするときには判断を悩む場面も多いのですが、宮原さんはそのときの状況に応じて対応できる常識も持ち合わせていました。
あんまりにもバリバリ仕事を進めるので、もうちょっとペース落とした方がいいよと助言してしまうくらいの宮原さん。なんとなくただの女の子じゃないなあ…と思っていたら、実はピアニストだというじゃないですか。
以前、学生時代に音大生がたくさん働いているところでバイトをしていたことがあるんですが、音大生って明確な目標を持って大学生活を送っている人ばかりなんですよね。とりあえず大学行っとけ、みたいなわたしたちのような普通の学生とは違って、すごく真面目だし何事にも真剣だし。
宮原さんは、特に難関のピアノ専攻というのですから、そりゃもう努力の人ですよね。

今年の夏は大好きなビールを我慢してリサイタルに臨んでます…!
2012年にもATCホールでソロコンサートを開催している宮原さん。今は音楽とは関係ない仕事をしながら、週一ペースでレッスンを受け、もちろん毎日数時間の練習も欠かさない、という忙しい毎日を送っています。
ですが、30歳というお年頃。どんな仕事をしていたとしても、将来のことについて考えてしまう時期ですよね。
宮原さんも、いろいろ悩みながら過ごす毎日だそうですが、その悩んだ日々も、きっと演奏に深みを与えると思うんです。
たまの休みの日には、ユニバーサルスタジオジャパンなんかで、繰り返し繰り返し絶叫マシンに乗って騒ぎまくるという、ちょっと意外な一面もある宮原さん。
どんどん年齢を重ねていろんな経験をした演奏も聞いてみたい…っていうか、まずは10月のリサイタルを聞きに行かなきゃw
宮原千明 ピアノリサイタルは10月1日(日)!
さてさて。宮原千明さんのピアノリサイタルの情報です。

場所・時間・料金
- 会場:逸翁美術館 マグノリアホール(大阪府池田市栄本町12-27)
- 開場:13:30
- 開演:14:00
- 全席自由 1,000円
プログラム
F.ショパン
2つのノクターン 作品27
- 第7番 嬰ハ短調 作品27-1
- 第8番 変二長調 作品27-2
スケルツォ 第1番 ロ短調 作品20
スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
S.プロコフィエフ
「ロメオとジュリエット」10の小品 作品75より
- 第6曲「モンタギュー家とキャピュレット家」
- 第8曲「マーキュシオ」
- 第10曲「ロメオはジュリエットに別れを告げる」
ピアノソナタ 第7番 変ロ長調 作品83「戦争ソナタ」
なんだか難しそうな曲ばっかりだ…
マグノリアホールの場所とチケットの入手方法
会場のマグノリアホールの場所はこちら。
阪急電鉄宝塚線の池田駅から徒歩10分ほど。逸翁美術館と同じ敷地にある音楽ホールです。
逸翁美術館は、阪急電鉄の生みの親・小林一三の美術品のコレクションを展示している美術館。豊臣秀吉の肖像画なんかの重要文化財も所蔵している知る人ぞ知る美術館です。
ちょうどリサイタル当日も茶道具の展覧会が開催されているので、合わせてご覧になるとアカデミックでアーティスティックな日曜日が過ごせそう。
また、チケットの入手方法ですが、オフィシャルサイトに問い合わせフォームがあります。そちらでご予約下さい。
申し込み方がよくわからないな…というかたは、わたしのTwitterアカウント(@tamanomika)へDMしていただいてもけっこうですよ。宮原さんへ取り次ぎます。
10月1日、ぜひ宮原さんのピアノを聴きに行ってみてくださいね!