幹線道路を車で走っているとときどき見かける「ワークマン」。
昔は吉幾三さんがCMに出ていた作業着・制服のお店です。行ったことありますか?
大工さんや職人さんが行くお店なので、関係ないわ~と思ってる方、たぶん多いですよね。
ですが! 最近のワークマンは作業着以外にも普段使いできるカジュアル衣料が充実したお店になってるんです。それもどれも安い!
先日、そんなワークマンの新商品発表会へ参加させていただいてきました。いろいろ会社の方にお話を聞いてきたのですが、想像以上にカジュアル衣料品に力を入れている様子が伝わってきましたよ。
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そもそもワークマンってなに?
「ワークマン」と聞いて、なんのことかすぐにはわからないていう方もたぶんいらっしゃいますよね。
ワークマンは、基本的には作業着や安全靴なんかを扱っているお店です。
幹線道路沿いなんかでこんなお店見かけませんか?
今、「あ~~~!」ってなりました? ワークマンってこれですこれ!
大工さんなどの職人さんにはおなじみのお店だと思いますが、そうでなければなかなか出かける機会のないお店かな?
わたしは家族の仕事上、実は以前からワークマンはよく利用しているんです。お店の中へ入ると、鳶のお兄さんたちがはいているようなニッカポッカが普通に陳列棚に並んでいて、おおっ! と感動します。
(↑画像をタップすると楽天のお店へとびます。)
身近にとび職の人がいないとなかなか目にすることのないものですけど、こういう職人さん用の作業着が当たり前のように売られていて、ちょっと新鮮。
ですが、最近のワークマンにはもう一つ感動する要素があるんです。
それは、機能性のある衣料品がこれまた当たり前のように売られていることです。そして安い!
夏は吸湿速乾素材の下着やUV加工をされたシャツ、冬は防寒ばっちりなのに薄手の素材の服などなど。
中にはスポーツをするかたにはお馴染みのコンプレッションウェア(筋肉の揺れを抑えて疲れにくくなる)まであったりして。
そしてそのすべてがびっくりするくらいお安いんです。Tシャツだと1,000円以下とか、値付け間違ってませんか…? と思ってしまうくらい。
この冬、特に売れているのがテレビ東京の『カンブリア宮殿』でも紹介されたストレッチブルゾン。
(↑画像をタップすると楽天のお店へとびます。)
これが2,900円ってどういうことなんでしょうか。
そんなちょっと気になるお店だったワークマンの新商品発表会へ参加できることになりまして、喜び勇んで行ってきた次第です。ブログやっててよかった!
実はワークマンはアウトドアのファストファッションブランドだった!
さて、ワークマンの2017年秋冬新商品発表会が開かれたのは8月某日。神戸国際展示場で開催されました。神戸のポートアイランドにある展示場ですね。
会場の入り口には新商品をあしらったのぼりがたっていました。
ですが、よくよく見てみると、いわゆる作業着っぽくないおしゃれな雰囲気。ここだけ見ると、作業着屋さんの展示会とは思えないですよね。
会場入ってすぐのスペースもこんな感じ。どう見てもアウトドア用品の展示会です。
今回の新商品発表会では、ワークマンの方から会社のことや商品のことについて詳しくお話を聞くことができたのですが、ワークマンは作業着屋さんではありますが、実は今は機能性のある衣料品に力を入れているんだそうです。
目指すところはアウトドアのファストファッション。つまり、目指せ、第2のユニクロ! なんだそうです。ワークマンがそんなことになってるとは知らなかった…。
ワークマン製品の機能性の高さと安さの理由
アウトドアのファストファッションを目指しているワークマン。
「アウトドアのファストファッション」っていうのはつまり、機能性が高く、なおかつ安いということ。
普通は相いれないと思われる2つの要素ですけど、ワークマンにはそのどちらをも追求できる理由があるんです。
機能性が高いのは当たり前
まずは機能性。
ワークマンは元々作業着屋さんですから、機能性が高いのは当たり前っちゃ当たり前ですよね。ワークマンの商品は、夏の酷暑や冬の極寒の中でも仕事をする人たち向けの作業着なんですから。雨にも強いレインウェアもワークマンの主力商品のひとつです。
また、中には命にかかわることもある職人さんのお仕事。動きやすいことも作業着には重要な要素。ですので、ワークマンの商品にはストレッチ性のあるものもたくさんあります。
その証拠に、ワークマンの商品写真って、いつも妙なポーズとったものばかりなんですよね。
ワークマンの偉い人曰く、機能性においては、有名な某ファストファッションのものとはモノが違う! とのことですよ。
機能性という面では、比較対象はファストファッションなどのいわゆる普通の衣料品店ではなく、山登りや釣りなんかのアウトドアブランドなんでしょうね。
ワークマンの商品はなぜ安いのか
そして、ファストファッションに必要な一番重要な要素はお値段。
上の画像にもパンツが2,900円とありますけど、とにかくワークマンの商品って安いんです。ほんとに安い! 普通の衣料品としてもお得な値段なのに、機能性があってこの価格…!
なんでこんなにお安いのかというと、やはりそこにもワークマンが作業着屋さんであることが関わっています。
ワークマンは店舗が全国に800店ある業界ではぶっちぎりの最大手。
日本中にはたくさんの職人さんたちがいますが、その多くの人たちがワークマンで買い物をするということは、たくさんの商品が売れるということ。
ワークマンは自社で商品開発もしているので、たくさん商品が売れると商品の大量生産も可能になり、その結果、コストを抑えられるので単価も低く設定できます。
ワークマンの商品が、めちゃめちゃデザインにこだわりがあるわけではなく無難なものが多いことも安さの理由としてあるかも。
おしゃれすぎない気軽なデザインなので、職人さんが作業着を買うついでに、あ、これ通勤着や普段着にいいな、なんて選んでいったり。
世の中の大勢の職人さんがたくさん買うと、お値段も下がり、一般人の我々がお安いアウトドアウェアを手に入れることができる、と。うふふ。
これからの冬はアウトドアウェアが活躍する季節!
今回のワークマンの新商品発表会。実際に製品を間近で見たり、試着することができたのですが、も~あれも欲しい、これも欲しいとウキウキしてしまいました。っていうか、あれも買える、これも買えるっていうお値段なところもちょっと怖いんですけどね…。
例えば、「あれ? あの防寒着、なんだか既視感を感じる…。」なんて思う防水・防寒のジャケット。社内に釣り好きの人がいるそうで、某釣り具メーカーの防寒着にインスパイアされて開発されたのだとか。
「あ~、どうりで見たことあるようなと思ったら…。」なんて釣りもするわたしはその商品を手に取り、お値段を見て驚愕です!
「6,800円てどういうことやあ…! っていうか、ジャケットだけじゃなくて上下セットで???!!!」
なんか桁がおかしいんですよね…。有名釣具ブランドのだとたぶんお値段、何倍もしますよ。
あと、ちょっとおもしろいところではこんなのも。
何の変哲もない真っ黒い防寒着。「フラッシュ撮影をしてみてください」と書いてあるので、はいはい、と試してみると…。
光った!
光が当たると反射する特殊なプリントがされている生地でできたジャケットとパンツ。一昔前の、反射材が後付けされているものと違って、デザインは地味なのに、いざというときの視認性は抜群。
あったかくて安全性も高いこんな防寒着なら、冬の自転車やバイク通勤も心強いですよね。
そして、なんと言っても上下セットで8,800円というお得な価格。家計にも心強い。
ちなみに、この商品は「ワークマン史上最多機能を搭載」というなんかめちゃめちゃすごそうなキャッチコピーがついてます。
ワークマンはインターネットでもお買い物できるよ~
いかがですか? アウトドアにはもちろん、普段使いにもぴったりのワークマンのいろんなお洋服。
ワークマンのお店でも購入できますが、実は公式のオンラインストアもあるんですよ。在庫なんかも確認しながら買い物できるので、やっぱりネットショッピングは便利。
デジタルカタログもありますので、ぜひ作業着屋さんのカタログならではのポージングの数々を楽しんでみてくださいね。
オンラインストアからのお買い物だと、1万円以上だと送料は無料。
でも、元々がお安いものばかりなのでどうしても10,000以下になっちゃう、というときは、商品を店舗受け取りにすると送料無料になるんですって。
ワークマンのオンラインストアは地域によって送料が変わるので、近くに実店舗があれば絶対お店で受け取ったほうがお得ですよ。
ワークマンの公式オンラインストアあと、楽天市場にもワークマンのお店があります。店舗受け取りはできませんが、楽天のお買い物のほうが慣れてるわ、というかたは以下のリンクからどうぞ。
ユニクロのヒートテクしかり、冬は機能性のある衣料品が大活躍する季節。ワークマンの裏アルミブルゾンの実物も試してみましたので、こちらの記事もよろしければご参考に…!