今年もツール・ド・フランスが始まりましたね!
「もう今年はいっかな~(見るほうも体力使うし…)」と思ったりもするんですが、やっぱり始まってみると湧き上がってくるこのウキウキ感!
やはり世界最大の自転車ロードレースは特別です!
グランデパール(スタート)はドイツ・デュッセルドルフ
あいかわらず、マルティン怖いw
今年のツールはドイツのデュッセルドルフからのスタート。
そうなのです。ツール・ド・フランスというと「フランスを一周するレース」と思われがちですが、けっこうあっちこっちのヨーロッパの国から始まるんですよね。
そして、ゴールのパリ・シャンゼリゼへ向かいながら、ときにはスペインを通ったり、イタリアへお邪魔してみたりしながら21日間行われるレースです。
雨の中の個人タイムトライアル
2017年の第1日目(第1ステージ)は個人タイムトライアル(TT)。
チーム戦が基本の自転車ロードレースですが、まずは選手個人の力が純粋に試されるレース形式で21日間のレースが幕を開けました。
風の抵抗をもろに受け、大人数での駆け引きもない個人TTは、簡単に言うと自転車に乗るのが上手な人が勝つ試合形式。
どれだけ無駄な力を使わず、そして無駄のないコーナリングができるか、というところで勝負が決まります。
そんな繊細なレースの日なのに、デュッセルドルフは運悪く土砂降りの雨!
路面に水の膜が貼ると、ただでさえ摩擦を減らすためにツルツルのタイヤはとてもスリップしやすくなり、一度バランスを崩すと、もうえらいことになります。自動車と変わらないスピードで走っている選手たちはとんでもない力で路面へ叩きつけられ、もちろん無傷ではすみません。
開幕初日から、大ベテランのバルベルデが骨折のためリタイア…。
バルベルデはチームのエースのはずのキンタナからエースの座を奪っちゃったりなんかして、ベテランうぜーよ!なんて思ったりすることもありましたがw、やはりいなくなると寂しいもんですねえ…。
ステージ優勝はゲラント・トーマス(ウルトラマンタロウ)
さて、そんな波乱の幕開けとなった今年のツール・ド・フランス、第1ステージの優勝はチーム・スカイのゲラント・トーマス。
子どものころ、目と目の間の鼻の肉をつまみあげて左右の目が寄った状態を「ウルトラマンタロウ」なんて言って遊んでいたのですが、ゲラント・トーマスはデフォルトでそんな顔をしているので、個人的に勝手にウルトラマンタロウと呼んでいます。
それにしても、なんかトーマス、おっちゃんになったなあ。
実はわたし、ロードレースに一番はまっていた時期が今から約5年ほど前でして、特にこの1、2年はあまり観戦してなかったんですよね。
その間に、若かった選手はベテランになっておっさんくさくなるわ、サガンはますますチャラくなるわで、すっかりウラシマタロウ状態です。
それ以前に、チームの名前やスポンサーや、選手の人間関係がガラッと変わってて、観戦してても何が何だかわかりません!
というわけで、今日、さっそく本屋さんでこちらを買ってまいりました。
チームごとのジャージの色やデザインも、チーム名すらわからないので、これでちょっと勉強して出直します(汗)