先日、滋賀県在住のお友達から、とってもおいしい滋賀みやげをいただきました。
甘いもの好きならよくご存じのクラブハリエのバームクーヘン!
あんまりにもおいしかったのでご紹介しちゃいます。
滋賀県の老舗洋菓子屋さんの「クラブハリエ」
今回、お土産をくださったのは「人生は宇宙だ!」というブログを運営されているmoriさん。
滋賀っていうと琵琶湖以外に何もないようなイメージを持たれがちですが、そんなことはありません。
滋賀にはクラブハリエがあります!
と力説されるように滋賀には「クラブハリエ」があるのです!
「クラブハリエ」は滋賀県の老舗の和菓子屋さん「たねや」グループの洋菓子ブランド。「クラブハリエ」も「たねや」も、大手百貨店などにも出店されているのでご存知の方も多いかもしれませんね。
元々は材木を扱う近江八幡の商家だったそうですが、一時期、種を扱っていたことが「たねや」という店名の由来のようです。
近江八幡には「たねや」や「クラブハリエ」のスイーツが食べられたり、もちろんお買い物もできるテーマパークのような大規模なお店があります。滋賀方面への日帰りのバスツアーなんかが立ち寄る有名スポットなんですよ。
「クラブハリエ」といえばバームクーヘン!
![この市松模様は、もしかして!とテンション上がりますw](https://tamamika.com/wp/wp-content/uploads/2016/12/DSC_5658-650x488.jpg)
この市松模様は、もしかして!とテンション上がりますw
今回頂いたのは「クラブハリエ」の「バームクーヘンmini」。
手のひらサイズの、ちょっとしたプレゼントにぴったりのサイズです。(いただいておいてなんですがw)
![かなりしっかりした紙の箱](https://tamamika.com/wp/wp-content/uploads/2016/12/DSC_5660-650x487.jpg)
かなりしっかりした紙の箱
![あとで物入れにしよう…](https://tamamika.com/wp/wp-content/uploads/2016/12/DSC_5661-650x487.jpg)
あとで物入れにしよう…
赤い市松模様の包装紙を開けると、中にはこれまた市松模様の箱。写真で見ると寄木細工の木の箱のように見えますが、結構しっかりした紙の箱です。
大きめのサイズのバームクーヘンにはほんとに木箱もあるようです。というか、特別な贈答品用として金箔をあしらった箱もあるみたい。
そうなのです。バームクーヘンは年輪をイメージさせるところから、縁起の良い贈り物として選ばれることが多いですよね。結婚式の引き出物なんかにもつきものです。
バームクーヘンといえば神戸の「ユーハイム」が有名ですが、「クラブハリエ」のバームクーヘンは正統派のドイツ菓子風のものとはちょっと違うふんわりとした食感が特徴的です。
これが正しいバウムクーヘンの切り方! RT @autunno1131: ユーハイムのカフェで出来たてのバームクーヘンいただきました!しっとりなめらかー pic.twitter.com/Oiq1MCn9HY
— 麻 (@LINEN9973) 2014年12月30日
硬いめの層になったバームクーヘンをそぐように切り取っていただくのもおいしいですが、ふわっふわの「クラブハリエ」のバームクーヘンは口の中でとろけるような美味しさで、日本人に好まれそうな、もはやジャパニーズスイーツです。
「クラブハリエ」のバームクーヘンは外はサクサク、中はふわふわ…!
さて、市松模様のバームクーヘンの箱のふたをとってみるとこんな感じ。
![漂う高級感](https://tamamika.com/wp/wp-content/uploads/2016/12/DSC_5663-650x488.jpg)
漂う高級感
サイズはかわいいけど、しっかりした箱にきれいな薄紙に包まれていて、高級感たっぷりです。中身のお菓子より包装材のほうが高いんじゃないかしら、とかいらない心配をしてしまうくらい。
![書いてることはけっこう普通でした](https://tamamika.com/wp/wp-content/uploads/2016/12/DSC_5665-650x487.jpg)
書いてることはけっこう普通でした
![ラ・コリーナというのが例のお菓子の観光施設](https://tamamika.com/wp/wp-content/uploads/2016/12/DSC_5667-650x488.jpg)
ラ コリーナというのが例のお菓子の観光施設
![ちっちゃなバームクーヘン かわいい!](https://tamamika.com/wp/wp-content/uploads/2016/12/DSC_5664-650x487.jpg)
ちっちゃなバームクーヘン かわいい!
![フワフワお菓子に脱酸素材は必須!](https://tamamika.com/wp/wp-content/uploads/2016/12/DSC_5668-650x487.jpg)
フワフワお菓子に脱酸素材は必須!
さてさて、いよいよバームクーヘン本体です!
![年輪はどちらかというとうっすらと](https://tamamika.com/wp/wp-content/uploads/2016/12/DSC_5669-650x487.jpg)
年輪はどちらかというとうっすらと
オーソドックスなバームクーヘンのように、層と層の間のこんがり茶色く焼けた部分がありません。
バームクーヘンはぐるぐる回る棒に生地を垂らし、少し固まったらまた生地を垂らし、と焼きますが、「クラブハリエ」のバームクーヘンはしっかり焼けて固まる前に次の生地を垂らして作るんでしょうか。
ただでさえバームクーヘンって難しいお菓子なのに、結構たいへんそうな気がしますね。
![早く食べたい・・・](https://tamamika.com/wp/wp-content/uploads/2016/12/DSC_5671-650x488.jpg)
早く食べたい・・・
「クラブハリエ」のバームクーヘンは外側に砂糖のアイシングがかかっています。水分の多いしっとりした食感が特徴的なバームクーヘンですから、外側のアイシングで水分の蒸発を防いでいるのかな。
ですが、このアイシング、水分を吸ってべたっとするのかと思ったら、結構サクサクなんです!
![アイシングはサクサク なかはふわふわ](https://tamamika.com/wp/wp-content/uploads/2016/12/DSC_5673-650x488.jpg)
アイシングはサクサク 中はふわふわ
もしかすると、アイシングの水分が中の生地にしみこんでいっているのかも…。
なんにせよ、常にバームクーヘンの研究を続けてきた、という「クラブハリエ」の努力のたまものなんでしょうか。
とかなんとか、そんなごちゃごちゃは置いといてバームクーヘンを一切れ口に含むと、卵と乳製品の甘い香りがふわ~っと…! けど砂糖の甘さは控えめで、さっぱりといただけます。
そして、ふわふわの生地とサクサクのアイシングの絶妙な食感…!
バームクーヘンの正しい切り方はいわゆるそぎ切りですが、「クラブハリエ」のバームクーヘンはしっかりした層に分かれていないので、あえてまっすぐ切ったほうがおいしいかも。
たっぷりのサクサクアイシングとふわふわバームクーヘンを一度にいただくのが絶対オススメです。
「バームクーヘンmini」は手のひらサイズのかわいいお菓子ですが、ひとつ丸ごと食べるとかなり満足感があります。
わたしは二人で半分ずついただきましたが、お茶菓子として十分楽しめましたよ^^