天下のイオングループ傘下のコンビニエンスストアであるミニストップ。
今でこそ各コンビニでも軽食やデザート類を目玉商品として前面に押し出していますが、おそらくその先駆けとなったコンビニでしょう。
そんなミニストップで夏といえばハロハロ!
今回はそのハロハロの2016年の限定メニュー「ソルティレモン」をご紹介します。
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ハロハロ・ソルティレモンってどんな食べもの?
ハロハロソルティレモン新発売☆シチリア産レモンの甘さをフランス産ロレーヌ岩塩が引きたてるこだわりのハロハロ!暑い日にピッタリ!パチパチはじけるキャンディも楽しんで~( v^-゚) https://t.co/yYOfZfnOIs pic.twitter.com/6iPzVCOm8X
— ミニストップ公式アカウント (@ministop_fan) 2016年6月10日
ハロハロ・ソルティレモンはミニストップの夏の定番商品ハロハロの2016年限定フレーバーの一つです。ソルティレモン、つまり「塩レモン」味ですね。
一時期、万能調味料として一世を風靡した塩レモンですが、塩とレモンは元々合わないわけもなく、「ハチミツ+レモン」と同様「塩+レモン」という組み合わせも飲料や菓子類のフレーバーとしてすっかり定着した感があります。
そもそも「ハロハロ」ってなんだ?
毎年当たり前のようにミニストップではハロハロのメニューが登場しますが、そもそも「ハロハロ」って何かご存知ですか? ミニストップがかき氷のことをかわいらしかろうと適当にハロハロって呼んでるわけではないんですよ。
実はハロハロはフィリピンのかき氷のことなんです。
【18ヵ国目】inフィリピン
◯ハロハロ
→有名なフィリピンのかき氷の本場の味を食べてみました。「ハロハロ」とはタガログ語で「まぜこぜ」の意で、ごちゃ混ぜにして食べる。見た目ほど甘くないし満足感ある!夏のデザートに超おすすめです🍧 pic.twitter.com/pcfPUVQUdz— M-eg. (@act_bleu) 2016年7月15日
思い起こせば20年ぐらい前のことでしょうか。デザート業界ではちょっとしたハロハロのブームがありまして、ハロハロが食べられる飲食店やハロハロをイメージしたデザートがコンビニなどで売られたりした夏がありました。
そのブーム自体はすぐに下火になりましたが、なぜかミニストップでは今もずっとハロハロを夏の定番として続けています。ミニストップのサイトには「ハロハロとは?」「ハロハロヒストリー」なんていうコーナーもちゃんとあります。
本場のハロハロとは全然違う、なんてハロハロ好きの方には言われたりもしているようですが、一過性の人気に便乗するだけしてまた次のブームへ、なんていうのが当たり前のコンビニには珍しく、「なんか特別な思い入れでもあるのかしら」と毎年夏になると、ハロハロののぼりがはためくミニストップの前を通るたびに思ってしまいます。
正式名称はハロハロ「パチパチ」ソルティレモン?
さて、レジでハロハロ・ソルティレモンを注文し、その後、注文票と引き換えに商品を受け取ったら、ミニストップには昔からあるイートインスペースへと向かいます。
ミニストップのハロハロは、基本的にシロップのかかったかき氷の上にゼリーやナタデココをはさんで一番上にソフトアイスがのせられています。
ハロハロ・ソルティレモンも全く同様の仕様ですが、なんかハロハロからパチンパチンと食べ物にあるまじき音がします。
ミニストップのお店の入り口のバナーや店内のメニュー表示をよく見ると確かに「ハロハロパチパチソルティレモン」となっています。
実は、ソルティレモンはほぼ毎年ハロハロメニューの中に仕込まれるパチパチシリーズの商品のひとつで、そのパチパチの正体は、口の中にふくむとパチパチとはじけるキャンディなのです。
パチパチの正体はドンパッチ!
@tsutsukakushi_t @zen_nif https://t.co/ShaevECaPy ←ドンパッチ!リアルに食べてた世代ですwww 一袋一気に口の中に入れた際の衝撃は凄かった!だがしかし的な話題になってきたwww (*^ー^)ノ♪
— コウ@ゲームは1日1時間! (@Old_Gamer_JPN) 2016年7月11日
ドンパッチ…。ある一定の世代の方には懐かしい響きではないでしょうか。10センチ四方ほどの袋に入ったフレーク状のキャンディで、口の中に入れたとたん結構な勢いでパチパチとはじけるような感覚が味わえるというアレです。
パチパチの仕組みはキャンディの中に炭酸ガスの気泡が含まれていて、それが口の中で溶けることによりパチパチと音を立ててはじけるというものです。
本場アメリカでは、一気に食べてショック死したなんて噂があったりして、子ども心に「恐ろしい食べ物だ…」と思いつつチビチビ食べておりましたが、どうもその手の噂は全部ガセネタだったっぽいですね。そりゃそうだ。
現在一番身近でドンパッチっぽいものを食べられるものとしては、サーティワンのポッピングシャワーというフレーバーと、このハロハロのパチパチシリーズでしょう。ちなみにサーティーワンではパチパチキャンディのことを「ポップロックキャンディ」と呼ぶようです。呼び方によってイメージがだいぶ変わりますね。
ハロハロ名物ハートのゼリーだよ(δ_<)☆彡
ミニストップのハロハロには彩りのためにちょっと濃いめに着色されたゼリーが入っていますが、その中の赤いゼリーがハート型になっているのが定番です。
ハッキリ言って、おいしければハートのゼリーが入っていようが、コアラに眉毛があろうがどうでもいいことなのですが、やはりスプーンでクリームの中から赤いハートが掘り出されるとホンワカするのが人情というもの。まあ、ホンワカというかホッとするというか、あ、ちゃんと入ってた、という感覚が近いかもしれません。
ハロハロ・ソルティレモンのお味は?
さて、肝心のハロハロ・ソルティレモンのお味ですが、黄色い氷の部分まで食べ進んだところでなんだか既視感が。このレモンの味と鮮やかな黄色のシロップの色…。
屋台で食べるかき氷のレモン味…!
せっかくミニストップの公式サイトでは「シチリア産のレモン」と書いてあるのに申し訳ない。ただどうしてもこの黄色いシロップのかかった氷を見ると「みぞれかイチゴかメロンかレモンか…どうしよう!」と悩んでしまう屋台のかき氷のことを思い出してしまいました。
ただもちろんソルティレモンですから、屋台のかき氷とは違い甘ったるくはありません。まさに「甘じょっぱい」という感じ。
最後のほうの氷だけの部分になってくるとかなり塩味が効いていましたので、早い段階で上のクリームと混ぜ合わせてマイルドな味に調整するのがおすすめです。
スタバのクラッシュオレンジフラペチーノといい、ミニストップのハロハロ・ソルティレモンといい、柑橘系の酸味にはクリームなどの乳脂肪分が意外と合うのだなあという、この夏の発見です。