池田市内の国道176号線に、また変わったお店ができましたね~!
その名も「焼肉特急 池田駅」。
…特急ってなに???
というわけで、さっそく行ってまいりました!
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大阪府池田市にある「焼肉特急 池田駅」
「焼肉特急 池田駅」は大阪府池田市にある焼肉店です。
場所はこちら。
国道176号線沿い、阪急石橋駅と池田駅とのちょうど中間くらいです。ちょっと石橋よりかな?
斜め向かいは「モルトヴォーノ」という生パスタ屋さん、並びには「そば太鼓亭」や「ふぐ好」があります。
かなりインパクトのある店名と店構え
「焼肉特急 池田駅」。
この店名、なんかすごいですよね…!
焼肉屋さんなのは想像つきますが、「特急」が意味不明すぎます。それも、池田店ではなく「池田駅」って…!
お店の工事中から看板が先に見えていましたので、もう、きっと前の道を通る人みんな、「特急ってなんやねん!」ってつっこみまくってたと思います。
ですが、工事のシートが外された途端、もっとすごいものが我々の目の前に現れました。
まさかの国鉄!!!
ある意味、SNS映えを考え尽くされた店構えです。ただしインスタ映えではなく、明らかにツイッター映えを狙ってますね。
「焼肉特急」は電車がコンセプトの焼肉屋さん
この焼肉特急、お店の外観だけでなく、店内も電車っぽくなってまして、まず入り口を入るとこんな感じ。
お店に入ってすぐのカウンターがまさに特急な感じ。(それも、むかし狩人が歌っていた列車のマークに激似…)
そしてふと見上げると…
ランプシェードが謎の電光掲示板風になっていたり。
でも発車時刻なのかよくわかりませんが、書かれている時間がすごい朝早かったりするんです。この時間、なんか意味あるのかな…。
店内の想像以上の鉄道っぷりにキョロキョロしながら待っていると、店員さんが席の準備ができたと声をかけてくれます。
「お客さま、ご乗車です。焼肉特急へ~ようこそ~!(ようこそ~!)」
と、いう声掛けを受けつつ席に案内されると、こんなものを渡されます。
そうです。乗車券です。
実は、「焼肉特急」は、回転寿司屋さんでよく見かけるレーンで焼肉が運ばれてくるお店。席についた後はタブレットで注文し、勝手に食べて、席ごとに清算する仕組みです。食事の後はこの乗車券をレジに持っていき、バーコードを読み取って清算をしてもらいます。
今回わたしは「池田電鉄の1号車13番」の席でしたが、池田電鉄には3号車まであるみたい。
ひとつの座席には6人座れるものと8人座れるものがあるみたいです。8人掛けのテーブルにはコンロがふたつついていました。
また、通路にはこんな表示が。
そして、車内にはつり革や、吊り広告(ぽいもの)があります。
「あれ? わたしが乗ったのは特急電車じゃなかったかしら…」
なんて思いながらふと座席と座席の間を見ると、肉やあれこれを積んだ特急が走るレールが。
そうなんです。肉が乗るのは特急だけど、人が乗るのは普通車なんです。だからつり革があるのね…。
ちなみに、特急はまさかのモノレールでした。斬新!
タブレットで注文して、食べて、タブレットで注文して…でも特急!
さて、「焼肉特急」、基本は回転ずし屋さんのイメージで食べ進めていきます。
まず、座席に設置されているタブレットで注文。
しばらくすると、「まもなく特急列車が到着します」というアナウンスが流れて、レール横のボタンが点滅します。
ドキドキしながら待っていると…。
めちゃめちゃ大きな下駄みたいな形の特急列車が到着します。かわいい列車が来るのかと思っていたのでちょっと衝撃です。
動画だとこんな感じ。
「特急」というだけあって、けっこうなスピードで来ますよ。
この列車、ものすごく荷台(?)が広くて、上には定食がのせられたお盆のようなものも置くことができるようになっています。ですので、大きなお皿も取りやすいようにレーン自体も低い位置にあります。
そのため、回転寿司屋さんとちょっと雰囲気が違ってお隣が丸見えだったりもするのですが、レーン自体がかなり幅広なので、ほとんど気にならないかな。
この特急、耳を澄ますとちゃんと「コトンコトン…コトンコトン…」というレールの継ぎ目を列車が走る音が再現されていて細かいところまでこだわってるなあ、とびっくりしちゃいますよ。
食べ物が特急列車で運ばれてくるところ以外は、基本的には回転寿司屋さんと同様のシステムです。
それぞれの座席には、タレなどがセットされていて、また取り皿やおてふき等もテーブルの側面にあるので便利。
また、セルフサービスのコーナーが各車両ごとに用意してあって、お水やお茶、あと子ども用の食器、ハサミなどがあります。塩、コショウ、一味唐辛子もありましたよ。
個人的にうれしかったのは、お茶が煎茶ではなくほうじ茶だったところかな。焼肉には茶色いお茶のほうが合いますよね。
コンロはテーブルについたボタンを押すだけで操作ができるので便利。昔みたいに、テーブルの横をのぞき込んだりする必要もないのね。
柔らかくておいしいお肉がリーズナブルにいただける!
さて、本題のお肉!
「焼肉特急」には単品で頼めるお肉から、セットもの、あとお昼どきにはお得なランチメニューもあります。
ランチは一番リーズナブルなサービスランチ780円(チシャナなし)から、黒毛和牛の1,280円のものまであるのですが、名前が楽しそうだったので「ハラミトリオランチ」をオーダー。
もやしのナムルとスープ、チシャナがついて1,180円。安いよね!
ご飯の量は注文するときに選べるんですけど、わたしは小にしたのですがけっこう多かった! 元のごはんは中サイズ。+50円で大盛りにもできますよ。メニューによってはお肉も増量可能です。
お肉はとってもきれいな色。新鮮なお肉という感じ。
ではさっそく…。
ちょっぴりコチジャンとニンニクをトッピングしてまずはお肉だけをダイレクトに…。
お肉をそのまま頂いた後には、チシャナと…。
ここに、お肉とナムルを…。
昼間からこんな贅沢しちゃっていいのかしら。
ランチについているスープはワカメの入ったもの。あっさりしておいしかったですよ。
他にもソーセージやホルモンもついた1,480円の贅沢ランチもありましたが、大体1,000円台前半で焼肉ランチがいただけるのでとってもリーズナブル。
ランチメニュー以外の普通のメニューだと、お肉5切れくらいずつ入った単品がすべて390円、他に何人かで楽しめるお肉のセットメニューが1,000円台とどれもお得。
たとえば、3・4人分の肉やソーセージ、バターコーンがセットになったリニアモーターカーセットは1,990円。このセットには白ごはんをひとつ100円で4個までプラスできます。
ここに焼き野菜やサラダを追加して二人で割り勘をしても、一人1,000円台に収まるんですもんね、元々二人分以上の肉の量だからお腹もいっぱい…。
お店の雰囲気が楽しい「焼肉特急」。回転寿司風のお店だったり、価格がお得すぎたりなので、「お肉はそれなりなのかな…」と思いがちですが、特急で運ばれてくるのは味の濃い柔らかくておいしいお肉ばかり。
実は、この「焼肉特急」というお店、「カルビの王様」などを展開している焼肉の「松屋」という会社が運営しているお店。
阪急などで精肉店も営業していることもあり、いいお肉が市価の2分の1から3分の1の価格でいただけるのだそうです。安いからって、いまいちなお肉ではないんですね。
アルコールも全部290円だったり、安すぎです。安かったので、ついついデザートも頼んでしまいました…。
味は、普通かな…でも回転寿司でよく出てくるのよりかはおいしかった気がしますよ。
*価格は消費税別になってます。
「焼肉特急 池田駅」の店舗情報
とってもお得においしいお肉が食べられる「焼肉特急 池田駅」、見た目のインパクトにびっくりしますが、ちゃんと普通の焼肉屋さんでした。
階段を上ったところに妙なシャンデリアはありますけど…
ファミレス感覚でおいしいお肉がお得に食べられるお店、それも、乗り物好きにはなんだかたまらんお店でした!
お近くの方で焼肉食べたい!って方、是非どうぞ。オススメですよ^^
焼肉特急 池田駅
所在地:大阪府池田市鉢塚3-13-32
営業時間:平日11:30~15:00(LO14:30)・17:00~23:20(23:00)/土日祝は昼休憩なしで通し営業
定休日:なし