ブログを書いていると思わぬ出会いもありまして、ひょんなことから鹿児島県徳之島に住むマンゴー農家さんとお知り合いになりました。
その方は、ご自身で育てたマンゴーをインターネット上で直売されていて、今年注文してみたのですが、それはもうおいしくておいしくて・・・。
今回は、そんな絶品マンゴー花徳(けどく)マンゴーについてご紹介します。
うちの旦那さんは寝る前に食べたマンゴーのあまりのおいしさに、その日の晩の夢の中でもマンゴーを食べちゃったそうですよ!
Contents
徳之島在住のブロガーとしさん
今回ご紹介するマンゴーを栽培されているブロガーとしさん(@kedokumango)は鹿児島県の徳之島にお住まいです。
徳之島は鹿児島県とはいえ、もうほとんど沖縄に近いくらい南の島。そりゃあマンゴーもおいしくできるのかなあ、なんて妄想が膨らみます。
としさんは元々、家業の建設業に携わられている土木技術者さん。担当した防災工事について県から表彰されるなど、優秀な現場監督さんとしてお仕事をされています。
お勤め先の会社ではマンゴーの栽培もされていて、そこでマンゴー栽培の奥深さにはまったとしさんは「自分の納得のいく妥協のないマンゴー栽培をしたい!」とご自身でも「芝農園」を立ち上げ、農業従事者としてマンゴーの栽培を始められました。
くわしくはとしさんのブログを読んでいただければと思うのですが、とにかく勉強熱心なかたで、ブログを読んでいるとそのお人柄に触れることができて、何事にもちゃらんぽらんなわたしも見習らわなあかんなあ、と思う次第・・・。
趣味でカメラも触られていて、これがまたプロ並みのテクニック! 徳之島の美しい自然や旅先での写真などをブログで拝見することができます。
個人的には、たまに出てくる土木関係の記事が楽しみだったりもするんですよね。(実は土木好き)
芝農園の花徳マンゴーがあまあまジューシーなわけ
さて、肝心のマンゴーのお話。
としさんから送られてくるマンゴーはとにかく甘くてジューシー! そのおいしさにはいくつかの秘密があるんですよ。
徳之島の太陽の下で育てられた「ぽとり」アップルマンゴー
としさんが主に栽培されているのはアーウィン種という種類のマンゴー。アップルマンゴーとも呼ばれる赤い皮のマンゴーの一種です。
としさんは、その真っ赤なマンゴーを南国特有の気候の中で大事に育てています。
ビニールハウスの中は、特に加温などはされていないんだそうです。徳之島は緯度で言えばわたしが住む大阪から7度も南ですからね・・・。南十字星とかも見えるんかしら。
また、マンゴーは熟しきって、枝から自然とぽとりと落ちたものだけを収穫されています。
「ぽとりと落ちたもの」と言っても、地面に落ちるのではなくて、ちゃんと傷まないようにひとつひとつネットをはかせて、そこに落ちるようになってるんです。うーん、過保護!
枝から収穫して、その後追熟して・・・というものではないので、甘~いマンゴがいただけるんですね。
丁寧に収穫された完熟マンゴーが食べ頃に届く!
マンゴーの食べ頃は、ぽとりと落ちてから2、3日後。
収穫後のマンゴーは丁寧に梱包されてから、すぐにヤマトのクール便で送られます。ですのでちょうど手元に届いた頃が食べ頃・・・!
食べきれなかったマンゴーは、冷蔵庫で保存して、一週間くらいを目安に食べきるのがいいそうですよ。
そもそも甘いマンゴーしか送られてこない!
それとですね、としさんから送られてくるマンゴーは、そもそも甘いものだけなんです。
というのも、商品のマンゴーは糖度測定がされていて15度以上のものしか出荷しないんですって。そりゃ甘いはずですね。
マンゴーの収穫時期も味を左右するそうで、シーズンのはじめのマンゴーは糖度が低いのだとか。初ものがおいしいわけでもないんです。
おいしい実が採れる時期に、おいしくなるまで十分育った実を、おいしく食べられるタイミングで送ってもらえるので、当然のようにおいしいマンゴーが食べられるのです!
これが実際の花徳マンゴーだ!
そんなこんなの花徳マンゴー。うちに届いたのはこんな感じです!
↑画像の両端にある矢印をタップして次の写真が見られます
まず驚いたのは梱包の丁寧さ。
箱がラップでぐるぐる巻きになってまして、なかなかマンゴーにたどり着けずうひゃーっとなりましたがw遠い徳之島からはるばるやってきた花徳マンゴー、特に立派な化粧箱に入ったA品は箱に傷もつかず、贈り物にするにも安心です。
箱の中も、マンゴーが緩衝材にしっかりと守られていました。
そして、緩衝材の中から赤く熟したマンゴーが現れたときは、もう甘~い香りに包まれて、食べる前から幸せ感じました。
芝農園で頼めるマンゴーの種類
としさんのところで頼めるマンゴーにはいくつか種類があって、品質では2種類、量では3種類あります。
秀品AとB品の違い
まず、品質の違いでは秀品AとB品の2種類があります。
秀品Aは贈答用にも申し分のない品質のマンゴーで、とってもきれいな化粧箱に入っています。
B品は、お手頃なお値段で気軽においしいマンゴーが食べたいときにぴったりのもの。
今回わたしは両方の種類を頼みましたが、食べてみた率直な感想は、「どちらもうまい!!」w
ですが、秀品Aのほうがなんとなくマンゴーの味が濃かったかなあ…?
見た目は、B品だからと言って特別傷があるとかいうわけではないのですが、秀品Aのほうが赤みが鮮やかでした。
1kg・2kg・6kg どの量にするか?
としさんのところのマンゴーは、秀品A・B品ともに 1kg・2kg・6kg の3種類の量を選べます。
このkgというのは、実際のマンゴーの重さというより、箱の容量です。実際にそれぞれの箱に入っているマンゴーの個数は、マンゴーの大きさにもよりますが、次の通りです。
- 1kg:2~3個
- 2kg:5~6個
- 6kg:16個(特別奉仕品)
マンゴー1個はけっこう大きいので、一人ひとつ食べるとかなりの満足感です。
ですが! あんまりにもおいしいのでひとつと言わず、ふたつ、みっつと食べたくなってしまいます。ご予算に応じて、ちょっと多めに頼んだほうがいいかも。
ちなみに、今回わたしは秀品Aの1kgとB品の6kgを頼みました。
16個入りの6kg箱は、改まってお中元というほどではないけど、たまたまマンゴーが手元にあったときに会う機会のあった普段お世話になっている方に、気軽にプレゼントするのにちょうど良かったです。
プレゼントした方にも、おいしかった!とたいへん好評でした^^
花徳マンゴーの注文方法
さて、そんなあまあまでおいしい花徳マンゴーの注文方法ですが、としさんは2種類のお店をネット上に準備されています。
↑こちらはBASEというシステムを利用したお店。
カード払い、商品着後のコンビニ払い、銀行振込等に対応しています。クレジットカードの場合はJCBは対応していません。
↑こちらはおなじみのYahoo!ショッピングのお店。
今回わたしはこちらで買い物をしました。スマホをソフトバンクで契約しているので、なんとなく電話代とまとめての決済としました。ポイント溜まったりするのかな?(←よくわかってない。)
おまけ:マンゴーの楽しみ方!
みなさん、普段マンゴーって家で食べます? あんまり気軽にスーパーでほいほい買う果物でもないですよね。
今回、マンゴーをどんな風にして食べたのか、ご参考までにご覧くださいませ。
まずは、そのままのマンゴーを。やはりこれが王道ですね。
マンゴーの食べ方(切り方)は商品と一緒に説明書が入っていますが、念のため、ご説明を。
マンゴーはきれいに洗ったら、縦に3等分にします。マンゴーって真ん中に桃の種を平たくしたような、果肉がまとわりついた種が入っているのですよね。その真ん中の種をよけるように3等分にするんです。
そして、両サイドの実の部分に、上の写真のように格子状に切り込みを入れます。そのあと、皮を裏返すようにすると、よくフルーツの盛り合わせなんかで見かける形に。
皮がかなり柔らかいので、わたしはうっかり皮ごと切ってしまいましたが、包丁の刃先は皮まで達しないようにしたほうがあとあと食べやすいです。
種にこびりついている果肉の部分は、包丁でそぎ落とすなり、しゃぶりつくなりしてくださいね。
このまま生で食べたり、ヨーグルトやアイスクリーム、かき氷なんかと食べるのももちろんおいしいですが、今回はちょっと贅沢に、マンゴーでパスタを作ってみました!
マンゴーの実を、ワインビネガーと塩と一緒にミキサーでピューレ状にして、そこにオリーブオイルを加えてソースを作ります。
茹でた後に水でしめたパスタとソースを和え、そこに、生ハムと賽の目状のマンゴーをトッピングして、黒コショウを振ったらできあがり。簡単!
メロンやイチジクに生ハムが合うように、甘いマンゴーと生ハムの相性もばっちりですよ^^
ちなみに、上の写真、とっても黄色くマンゴーが写っていますが、実際これくらい濃い色をしています。味も見た目も濃いんです。
以前、フィリピンの割と高価なマンゴーを通信販売で買ったことがあるのですが、正直なところ、びっくりするぐらいおいしいというほどではなかったんですよね。フィリピンのマンゴーは黄色い種類なので、また味わいも違うのかもしれませんが…。
ですが、としさんの花徳マンゴーは、ほんとに甘くて濃厚で、「こんなに甘い食べ物が自然界に存在していていいのか…。」と思ってしまいました。
だって、味付けも何もせず、そのままおいしい状態で木になっているんですもんね…。自然の神秘ですよ、ほんと。
もちろん、そんなおいしいマンゴーに仕上がっているのはとしさんの努力のたまものなわけで、その甲斐あって、徳之島のふるさと納税の返礼品にも選ばれています。
どうやって、としさんがおいしいマンゴーを育てているのか。としさんのブログにはいろいろな工夫が書いてあって、読み物としても面白いんですよ。マンゴーの温度管理にはどん兵衛を食べる必要があるとか…。
としさんの花徳マンゴー、食べてみたい!という方は、来年、6月末ごろから多分注文ができるようになると思います。
ぜひ、おいしいマンゴーを試してみてくださいね!